5月11日(土)晴れ
こんにちは。麻雀ぐーぐです。
快晴の週末土曜日です。GWの連休疲れが残ったまま今週のお仕事をこなした皆様はお疲れ様でした。とりあえず息抜きに麻雀打ちますか。
えー、人生常にGW、リーチの人です。
なんかすみません。
いや、でも、私にもあったんですよ、5月病に罹りそうになりながらたくさん働いた日々が。なので真っ当に働いている皆様方のことは本当に尊敬しています。
さて、本日は殺し屋さん&私の天敵さんとの同番ということで、久しぶりのブログ日和です。
何を書きましょうか。例によって書きたいことは無限にあります。
よくね、みんな、ブログなんて書くことないだのなんだの言ってますが、私は逆に書くことがありすぎて困ってしまうんですね。
例えば競馬なんて毎週末行われますから競馬のこと書き始めたら一生書いてられます。
つまんないレースのときは昔の思い出を書けばいいわけです。
グラスワンダー、スペシャルウィーク、テイエムオペラオー、ナリタトップロード、クロフネ、アグネスタキオン、ジャングルポケット、シンボリクリスエス、タニノギムレット、ゼンノロブロイ・・・一生語れます。今挙げたの、私が競馬を始めたばかりのときのスター達のほんの一部です。マジでほんの一部です。
記憶力の悪い私ですが、歴代の有馬記念の優勝馬は馬券を買い始めた99年以降全部ソラで言えます。それくらい競馬のことは大好きなわけです。
というわけで、競馬おじさん不在の今日は日曜のヴィクトリアマイルの予想を・・・って始めてしまうと当ブログ1万人のファンの皆様に怒られてしまいます。
ここは歯を食いしばって麻雀のことでも書いていきますか。
ほんとはギャンブル論の話、FXの話などを昔話を絡めつつ書いていきたいところなのですが、たまには麻雀のことを書かないと、ここが何ブログなのかわからなくなってしまいます。
まあ麻雀の記事を求められているのかというとそうでもないような気もするのですが、気にせず書いていきたいと思います。
で、何を書きましょうか。麻雀の記事も無限に書くことがあるわけです。
なんかお客様が増えてきてブログ日和かどうか怪しくなってきたので、サッと書けそうなやつにしましょう。
つい最近遭遇したちょっとだけ難しい判断を簡単に書いていきたいと思います。
場面は確か東3局、割と点棒フラットな私の親番です。いつも通り記憶があやふやなので大体こんな感じってことで。
5巡目にこんなシャンテン。
東3局 ドラ⑥
二四六六七八r⑤⑥22r567
超チャンス手ですね。
三、五は鉄チー。できれば④ー⑦からは鳴きたくないけど、序盤に一、二がバラバラ切られていてカン三も悪くなさそう。目立つのは承知でチーテン取ったほうが良さげ。
2巡後に上家から出た⑦筒をチーしてテンパイ。予定通りカン三萬に受けます。
二四六七八22r567 チー⑦r⑤⑥
さて、赤とドラを晒しつつの親の両面チー。いかに私の仕掛けといえども周りの皆様は対応せざるを得ないでしょう。
というか、実は私と長く打ってる方はおわかりかと思いますが、リーチの人と呼ばれる私の早い巡目の両面チーは実はけっこう信頼度高めです。
それを知っているはずの、下家に座っている一発と裏ドラで麻雀を打たれてる麻雀暴力団のお客様、対面のオーナー様は早々と受け模様。
上家に座られている現代麻雀の申し子のお客様はまだギリギリ攻めてくるかなぁ、どうかなぁといったところ。
とはいえ、六の直接のスジである三は中々打たれる牌ではないでしょう。なんか早めに空切りかスライドできるの持ってきて手出しひとつ入れたいなぁと思っているも3巡空振り。
そのままツモることも出アガることもできずに、裏目の五を持ってきます。既に捨て牌2段目の後半。
ドラ⑥
二四六七八22r567 ツモ五 チー⑦r⑤⑥
さて、皆様どうしましょう。
下家、対面からの出アガりはほぼ期待薄。上家は相変わらず微妙な牌を切ってきてはいます。
選択肢は3つ。
①五ツモ切り
②八切り
③二切り
①の五ツモ切りはおじいちゃん相手に打っている場合に有効な作戦ですね。目立たず、まだテンパってないような顔をしつつスジでの出アガリを狙います。
②の八切りが一般的な選択。六、八と手から切ることによって三への警戒を少し緩めます。
③の二切りも有力。フリテンになりますが、三4枚から三ー六の6枚にパワーアップ。周りが完全に受けている際にはこの選択を取ります。
今回は、無難に②の八萬手出しを選択。
ドラ⑥
二四五六七22r567 チー⑦r⑤⑥
もし六切りの時点でテンパイと読まれているようならこれにより萬子は四ー七が大本線となります。
つまり六八と持ったカン七待ちに五を引いての四ー七変化濃厚ということですね。三は割と盲点となります。
ここで考えなければならないのはもし2が出たらどうするか。これは決めておかなければなりません。この時点で既に三はどこかに固められている疑惑が出てきてはいたのですが、私は当初の予定通り鳴かずにカン三のままいこうと決めます。
そして実はさらにもう1つ考えておかなければならないことがあるのですが、持ち時間の都合上カット。私の小さな脳では思考が間に合いません。
で、下家、対面と無難な牌が切られ、上家の手番、僅かな逡巡のあと、私の八に合わせるようにして八が切られます。
この八に私の手が止まります。
私がサボった思考はこれです。
よくね、「鳴く牌くらい予め考えておけや」と言われることがあるのですが、これを予め考えておくのはかなり厳しいんです。
なぜなら私は上家がほんの僅かとはいえ少考を入れて八を切ったから鳴き直すかどうかを悩んでいるからです。
もちろん、「それも含めて考えておくんだよ!」と言われてしまうとぐうの音も出ません。が、フリー雀荘のスピードでここまでを考えて打牌をするのは私にはけっこう難しいです。Mリーグくらいのスピードで毎巡考えさせて頂ければ可能かと思いますが、ちょっと無理。
話を戻しまして、皆様、この瞬間に三の出アガり率が激減したのがわかるでしょうか。
ブログの文字だけだと場況とか雰囲気が読めないので難しいと思うのですが、上家の少考後の八は明らかに弱い牌。
上家が受けに回ったのならスジとはいえ三なんてもはや捨て牌3段目に突入するかどうかというところで切られる牌ではありません。
であれば、この八を鳴き直してフリテンの三ー六にするか、これを3秒程考えます。
ドラ⑥
二四五六七22r567 チー⑦r⑤⑥
結局、鳴かずにツモ山に手を伸ばしたのですが、これにコシを使ってしまうと新たに考えることが増えます。
万が一、三萬が打たれたときに出アガるかどうかですね。
これは相手のレベル、相手との関係性、その場の雰囲気、そのときの私のテンションなどなど、色んなことを考慮して決めます。
まあそもそも三が打たれることがほぼなくなったと思ったから考えたわけですから、そんなことはそうそうないのですが、稀に私の読み違えで三が打たれることもあるわけです。
今回のケースはメンバーからはアガる、お客様からは念のためアガらない、ただしリーチ者からはアガる、となります。
つまり、「切ったばかりの萬子でわけのわからないコシ使っておいて別の萬子でアタるんかい」といった突っ込みを受けることを防止するわけですね。
アガり形を見て頂ければ私が何に悩んだかはわかるとは思うのですが、一見すると中々理解してもらえない鳴きの多い私です。色々と気を遣わなければなりません。
ちなみに、今回のケース、テンパイ打が九、かつ、巡目が早ければ八はかなりチーとなります。
ドラ⑥
二四六七八九r⑤⑥22r567
ここから⑦を鳴いて打九、五を持ってきて八を切った場合ですね。
二四五六七22r567 チー⑦r⑤⑥
この鳴きは確か以前ブログで紹介したので皆様覚えてくれていますよね?
・・・え?覚えてない?
この形から八を鳴き直すとあら不思議、カン三萬がフリテンのない三ー六萬に変化します。
四五22r567 チー 八六七 ⑦r⑤⑥
まあ非常に細かく、中々遭遇することのないケースではありますが、知っているのと知らないのとでは大違いなので、皆様覚えておいて下さい。半年に1回くらいは私がこういった鳴きを繰り出します。
えー、またまた話を戻しましょう。今回私が八を鳴き直さなかった理由は主に3つです。
①カン三萬出アガリに未練
②ツモ番を飛ばしたくない
③手牌変化の可能性
①は先程も言った通りアタれないケースもあるし、理由としては薄いですね。でも万が一読み違えてリーチで押し返されたときにはフリテンより出アガリが効く方が強いです。
②はけっこう重要。特に赤2枚ある手は何がなんでもツモりたい。これがチーして自分に海底が回ってくるとかなら鳴き優位でしょう。
そして③の手牌変化ですが、
直後のツモ牌でこうなります。
二四五六七22r567 ツモ2 チー⑦r⑤⑥
先程までとは状況が大幅に変わっています。
二を切ってノベタンにします。
ほぼ出ないとは思いますが、これで万が一他から出てもどこからでもアガれます。
四五六七222r567 チー⑦r⑤⑥
次巡、サクッと四をツモアガり。
親の満貫にチップ2枚と大きすぎる加点に成功したのでした。
と、ここで下家のお客様に物言いをつけられます。
「今のは審議だなぁ」と冗談っぽく言われたわけです。
そのまま局がサッと進行して私も次の局に集中してしまったので、どの部分に関して物言いがついたか詳しくは聞かなかったのですが、ツモアガり故、アガりに対してではないと思うので、恐らくフリテンを鳴き直すかを悩んだ部分かとは思いますが、ご理解頂けたでしょうか。
とっても細かいですが、麻雀って1局1局、1巡1巡、なんならたった1打で状況がガラリと変わる、非常に難しいゲームです。
バランス良く、状況に合わせて常に最善手を選び続けられる打ち手に私はなりたい。
・・・はい、とかなんとか言いながらすーぐ適当に喋りながら麻雀打ち始めてしょっちゅうぶっ刺さってる私ですが、いいんです。楽しくワイワイ打つのもまた麻雀の魅力のひとつですから。
全てはバランスなのです。それなりにしっかり打って、ある程度の結果を残せたら今度は楽しく打てばいいのです。
というわけで、本日は思ったより長くなりましたが、細かくて難しい鳴きの判断は時間を使わないと無理だぞというアピールの記事でした。
ちょうど出番となりましたので本日のブログはここまで。
まだまだ皆様のご来店をお待ちしております。
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