3月13日(土)雨

こんにちは。麻雀ぐーぐです。


久しぶりに出勤するときに傘使った気がします。まあそんなに寒くないし、たまには雨もいいでしょう。というわけで麻雀日和だし打ちますか。


さて、Mリーグのレギュラーシーズンが終わりましたね。最後の最後まで楽しめました。でも昨日の深夜にビール飲みつつ半分寝ながら観てたので実はしっかり観れてません。また今日見返したいと思います。


ひとつだけ言いたいのは、パイレーツはキングに対してトップ以外いらないよという作戦を命じてほしかった。最低でも2着で繋げようという気持ちがあったのが残念でなりません。


最終戦2着条件なら盤石のロボがいますが、トップ条件となるとロボではないという感じでしたね。。



はい、では今日は温めておいた、フリー雀荘で相手の手牌を推理しても大体ろくなことがないという記事を書きたいと思います。


場面は東ラス。まあまあ縦長な点棒状況。


東4局 ドラ①

東 40000

南 30000 ←チャンピオン

西 10000

北 20000 ←私


ざっくりこんな感じ。


私の対面に座っているチャンピオンが開局早々ペン③ピンチーから仕掛け出します。チー出しは自風の南。

あ、チャンピオンって何?って方は最近の過去記事を読んで下さい。


次巡、チャンピオンがツモってきた牌を手牌の横に叩きつけて悔しがります。ツモ切った牌は南。役牌が被ったんですね。


私、この、牌を叩きつける行為を何度も注意しているんです。中々直りませんが。。

まだね、アガリ牌をツモってきて叩きつけるとかであればね、マナーが悪いだけで麻雀の内容に影響はないわけです。

まあメンバーがそれをやるのはダサいしお客様をイラつかせるだけですので良いことだとは思いませんが。


でも局中に誰かがたった1牌悔しそうに牌を叩きつけるだけで局面がガラっと変わってしまうのが麻雀です。


以前こんなことがありました。

ドラが白。中盤、親番のチャンピオンが678か何かの両面を1枚目からチー。チー出しオタ風の西。次巡持ってきた西を例によって叩きつけて悔しがってから切ります。西は場に4枚目です。


これで何がわかるかというと、まずただのタンヤオ仕掛けではないということですね。それと頭がないっぽい。場を見渡します。役牌は白以外全部切れています。一通も三色もなさそう。


・・・ほぼドラ暗刻じゃねーかと。まあそのときはお昼にマダムに対してのんびりスリー入りだったので私がすかさず突っ込みを入れたんですが、そうなると下家のメンバーの仕掛けが途端に安そうに見えてきます。


赤1枚あるものの手牌バラバラの私は下家に鳴かせにいきつつ親に対してはベタオリ。下家のメンバーは親が高いとわかるや否やほぼ撤退気味。上家のマダムも珍しく受けました。


結局流局して平和に終わったんですが、もしチャンピオンが西を叩きつけなかったら誰かが親満放銃してたかもしれないし、下家がタンヤオのみか赤1辺りで局を流していたかもしれないし、はたまた私かマダムがアガっていたかもしれません。


たった1牌叩きつけるだけでこんなにも未来が変わってしまうわけです。



・・・話を戻しましょう。


ペン③ピンチーから入って南が被って悔しがるチャンピオン。

普段あまり相手の手牌を気にしないで自由気ままに打つ私ですが、このときばかりはチャンピオンの手に注目します。


いえ、放銃したくないからではありません。あとで注意する為です。つまり、悔しがった行為に情状酌量の余地があるかどうかのチェックです。


次巡、手から6索が出てきて、すぐに場風の東をポン。ポン出し白。

なるほど。役牌バックの仕掛け。南を残していれば混一色まで見えたってところでしょうか。


ドラが①なので、もう1枚手の中にあれば役役・混一色・ドラドラの跳満ですか。ならば情状酌量の余地はありそうです。無罪とはいきませんが。


次巡、手から4索が出てきてテンパイ気配。

さらに筒子の⑤がツモ切られます。


XXX XXX X ポン東東東 チー③①②

捨て牌

9一南南6白

4⑤


さて皆様、どう読みましょう。

さすがにドラはもう1枚くらい持っていそうですよね。全力2000点の場面でもありませんし。

そして、南で盛大に悔しがったということは仮に筒子①②③の面子があるとしても、他にもう1組筒子でターツか頭があって然るべきです。


注目すべきは白のあと出てきた4索。これはほぼ確実に関連牌です。

ただのカンチャン落としなら6→4→白の順ですね。


私の感じた第1感としてはこんな感じ。


①②③⑦⑦34


索子3446から切ったやつ。3900点。いかにもありそう。


それかこんなのか。


①②③⑦⑧33


索子3346からのやつ。カンチャン払いがなんかしっくりきませんが、白重ねるか、⑦にくっつけて良型にしたかったパターン。


まあいずれも、南の対子があれば良かったーには該当します。


で、このとき大事なのは、こんな適当な手牌の推理など実は大して意味がないということです。

これ以外にもパターンは無数にありますし、推理が当たってないことのほうが遥かに多いです。


急に内輪向けに書きますが、カエルの人、くせ毛の人、もしこれを読んでいたらここは非常に大事なことなのでよく覚えておくこと。


大事なのは見えていない相手の手牌より目の前にある自分の手牌です。

自分の手に価値があれば押すし、なければ引く。これが麻雀でいちばん大事なことと言っても過言ではありません。


このとき、私の手牌はタンピン赤1の2シャンテン。点棒状況的にできればリーチを掛けて勝負してアガリたい場面です。


切りたい牌は筒子の⑧と索子の5。


・・・ダメだこりゃ。


当然自分がテンパっていてリーチ宣言牌ならどっちだろうと黙って勝負の一択です。

でも2シャンテンで押せるかというとリスクとリターンが見合いません。


⑧も5も通した上で相手の当たり牌を掴む前に自分がアガって初めてリターンが得られるわけです。

だいぶ確率の低い勝負だということがわかると思います。


で、どうしようかなぁと考えていると索子の2が通ります。これで5索が切りやすくなりました。

5-8索に当たる可能性は切り順的にほぼないでしょう。


索子4667白から6→白→4と落とすことってないですよね。

カン5索もなさそう。


というわけで、5を切ってイーシャンテンにこぎ着けます。でも⑧が浮いている状態。


この⑧もまあまあ怖いところですね。


①②③⑦⑨33


こんなのは十分あり得ます。むしろ本命に近い。

まあテンパったら普通に切って勝負ですが。


すると対面のチャンピオンが唐突に3索ポン。ポン出し⑦。

XXXX ポン333 東東東 チー③①②


え?どういうこと?テンパイじゃなかったの?

よくわかりません。


テンパってなかったんだとしたらこんな感じか?


①①⑦⑦⑧33

で⑥-⑨?


ただ、そうすると4切りがおかしい。


①①⑦⑦⑧334


これなら3か⑦切りが普通です。


いや、冷静に考えましょう。4切りでテンパイ気配が出ていたんです。とすると、テンパイからの待ち替えか。


3ポンってことはますます筒子①②③はありそうなんです。南を叩きつけたんですから。そこの面子が萬子だったりしたらさすがに普段温厚なリーチの人も激オコです。

で、残りも筒子のはずなんです。じゃないと辻褄が合わないんです。


となると、これしかありません。


①②③⑨


つまり、カン⑧からの待ち替えです。


①②③⑦⑨33


ここからの3ポン。


・・・そうでしょ?チャンピオン?合ってるよね?

信じてるからな。


あの南叩きつけから推測してほぼ1点で読んだ私。

次巡持ってきた全員に対しての安パイと途端に切りやすくなった⑧を入れ替えます。


これで盤石のタンピン赤1イーシャンテン。


・・・と思いきや、この⑧に対面のチャンピオンが「ロン」の発声。

一瞬固まる私。




①②③⑧  ロン⑧


「3900点です。」




・・・




・・・




・・・はい。



フリー雀荘で相手の手牌を読んでもろくなことがないということがおわかり頂けたかと思います。


①②③⑦⑧33


この両面待ちをわざわざポンして⑧単騎っていうのは私の小さい頭の想像の外でした。


もちろん⑥-⑨ピンがメチャクチャ薄かったとかではないですからね。特に⑨はまあまあ山に居そう。


本人曰くリーチの人に⑥-⑨ピンと読まれていそうだったから替えてみたとのことです。


振り込んだ後に、「3鳴く前⑥-⑨だと思ってたでしょー?」と真面目な顔で聞かれたときは本気でイラっとしてしまいました。


まあでもね、私が悪いんです。相手はチャンピオンです。どんな仕掛けもあります。


南叩きつけ行為を現行犯逮捕しようなんて思わなければ良かったんです。そうすれば普段通り手牌読みなんて入れずになんとなーくで⑧がアタるのは嫌だなぁって感じになり、リーチ宣言まで引っ張っていたはずです。

その頃には⑧が通っていて恐らく放銃回避になっていたでしょう。


頭に来たのでしばらくチャンピオンに対しては激辛に打つことをここに誓います。

どうやらまだリーチの人必殺のダマ12000狙い撃ちを喰らいたいようです。


でもね、勘違いしないで頂きたいのですが、チャンピオンも悪気があって牌を叩きつけたわけではないはずなんです。


南が被ったのが悔しくて悔しくて仕方ないんです。恐らく南と白の切り順ミスを自分でもわかっていたんだと思います。だから抑えることができなかったのでしょう。


私と同じく麻雀が大好きな人です。点5の麻雀をこんなに楽しそうに一生懸命に打てる人は中々いません。


1日10ラス喰ってもまだ戦えるハートの持ち主なんです。負けが込むと席を立たなくなるリーチの人に通ずるものがあります。


・・・あ、でも、さすがに1日10ラスは経験ないからどんな気持ちで打ってるのかは私にもわかりませんが。

偉そうなこと言ってすみません。。( *´艸`)



・・・はい、というわけで、またまた例によって非常に長い記事になってしまいました。

ということはどういうことかおわかりですよね?そうです。そういうことです。


本日も皆様のご来店お待ちしております。



麻雀ぐぅ~ぐ

京急鶴見駅から徒歩2分 初心者の方でも安心して遊べるお店です。 皆様のご来店をお待ちしております♪♪

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